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2016年1月23日(土)~3月21日(月・振休) リニューアルオープン展 第2弾 「茶の湯の美、煎茶の美」

静嘉堂所蔵の茶道具(茶の湯の道具)と煎茶器コレクション、その双方から名品を精選し、一堂に公開する展覧会です。煎茶器の多数公開は15年ぶり(!) となります。
茶道具では、国宝・曜変天目(ようへんてんもく)、重文・油滴(ゆてき)天目に始まり、千利休所持で伊達家伝来の青磁鯱耳(しゃちみみ)花入や墨跡など、大名家伝来の名品を中心に、また天下人の手から手へと伝わった付藻茄子(つくもなす)、松本(紹鷗)茄子 等、大名物(おおめいぶつ)と称される茶入も出品となります。
国内有数とされる煎茶器コレクションからは、江戸~明治時代にかけて文人たちに愛玩された、中国宜興窯(ぎこうよう)製の茶銚(急須)の名品、染付の茗碗(煎茶碗)、錫製の茶心壺(茶葉の容器)などが、中国やインド舶来の華やかな織物や更紗(さらさ)の仕覆(名器の袋)、敷物とともに並びます。
中国から請来され、わが国に大きな影響を与えた二つの喫茶文化 ― “茶の湯”と“煎茶”‐その美の粋が展示室に集います。どうぞお楽しみ下さい。

※ 会期中、作品の展示替をいたします。
  前期:1/23~2/21、後期:2/23~3/21

下記より出品目録をご覧いただけます。
出品目録(1.06MB)

主要出品作品

茶道具

国宝「曜変天目(「稲葉天目」)」
建窯 南宋時代 12-13世紀
重文「油滴天目」
建窯 南宋時代 12-13世紀
重文「井戸茶碗 越後」
朝鮮時代 16世紀
青磁鯱耳花入(砧花入)
龍泉窯 南宋時代 13世紀
大名物 唐物茄子茶入
右:付藻茄子 左:松本(紹鷗)茄子
南宋~元時代 13‐14世紀
重文「虚堂智愚墨跡 景酉至節偈 (きどうちぐぼくせき けいゆうしせつのげ)」
南宋時代・景定2年(1261)
★後期展示
彭祖棗(ほうそなつめ)
10合揃
三代中村宗哲作 江戸時代 18世紀
★前期展示

煎茶器

「梨皮泥茶銚」(8口セット 「荊溪八仙」)
宜興窯 清時代 18世紀
「朱泥倶輪珠(ぐりんだま)茶銚 “大頭倶輪珠(おおずのぐりんたま)”」宜興窯 清時代 19世紀
『墨縁奇賞(ぼくえんきしょう)』掲載 奥蘭田 煎茶席(明治24年・1891)取合せ より
紫泥茶銚(しでいちゃちょう)
「陳和之」 刻銘 宜興窯
明末ー清時代初期 17-18世紀

※ 静嘉堂の煎茶器コレクションには、著名な実業家で煎茶家としても知られる奥蘭田(おくらんでん)(玄寶、1836-97)の旧蔵品が多く含まれています。

講演会情報

講演会 地階講堂にて先着120名(開館時より整理券配布予定)

  • 2月6日(土)  小林仁氏(大阪市立東洋陶磁美術館 主任学芸員)
           「唐物天目についての新知見」
  • 2月27日(土) 守屋雅史氏(大阪市立美術館 学芸課長)
           「日本の煎茶文化について― 静嘉堂所蔵の煎茶器にふれて」

『静嘉堂 煎茶道具 鑑賞の手引き』(350円)を販売しています。