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お知らせ

〇奇美博物館(台湾・台南市)「おもてなし 宴のうつわ・茶のうつわ―静嘉堂蔵日本陶磁名品展(待客之心 日本茶道與宴客文化―静嘉堂精選陶瓷名品展)」の開催について(会期:11月12日まで)

奇美博物館は奇美集団創業者・許文龍氏(1928~)の蒐集したコレクションを公開するため1992年に創立されました。台南市内の奇美実業社屋内において約20年間無料で展示公開活動を行ってきましたが、西洋の絵画・彫刻、楽器、兵器、動物標本や化石など、1万点を超える膨大なコレクションの全面的な公開を行うべく新館を建設し、2015年1月にリニューアルオープンしました。
この奇美実業、静嘉堂文庫美術館と深い交流をもつ三菱商事株式会社の協賛により、奇美博物館新館開館を記念して、静嘉堂文庫美術館コレクションより日本陶磁の名品を精選し、宴や喫茶に関わるうつわの展覧会を開催いたします。
本展は
   第1章 茶の湯と懐石のうつわ
   第2章 宴のうつわ
   第3章 煎茶のうつわ
の3章から構成され、展示品総数は約100点、国内外含めて静嘉堂文庫美術館の収蔵品を大規模に公開する初めての機会となります。
宴や喫茶の文化のなかで育まれてきた「やきもの」のうつわを通して、古来日本で培われてきたもてなしの文化と精神にふれていただければ幸いです。

奇美博物館HP:http://www.chimeimuseum.org/
展覧会特設ページ:http://www.chimeimuseum.org/ml/日本語/4/41/126
※展示会情報の詳細は、上記webサイトでご確認ください。


会期:2017年6月30日(金)~11月12日(日)
主催:奇美博物館 財団法人奇美博物館基金会  (中華民国台南市仁德区文華路二段66号)
        公益財団法人静嘉堂 静嘉堂文庫美術館

協賛:三菱商事株式会社

【出品作品】

黒織部茶碗 銘 うたたね 美濃焼 桃山時代(17世紀)

色絵丸文台皿 有田焼 江戸時代(17世紀)

梨皮泥茶銚「荊溪八仙」8口 宜興窯 清時代(17~18世紀)